10月のみことば
- namisumire
- 2025年9月30日
- 読了時間: 2分
「だれでも、このような子どもを、わたしの名のゆえに受け入れる人は、わたしを受け入れるのです。また、だれでもわたしを受け入れる人は、わたしを遣わされた方を受け入れるのです。あなたがた皆の中で一番小さい者が、一番偉いのです。」
(ルカの福音書 9章48節)
あなたへの小さなメッセージ
「どんぐりと山猫」宮沢賢治著のお話があります。
小学生 一郎のところに一枚のはがきが届いたことから始まるこのお話は、秋の山の中で展開するいかにも宮沢賢治らしいユーモアと不思議な知恵が描かれています。
山を吹きわたる風の音、草木のざわめきが聞こえてくるような中で、どんぐりたちがたくさん集まり、誰が一番偉いのかをめぐり裁判になり、誰も譲らないので裁判長の山猫が困りはて、一郎に助けを求めたのでした。
「この中で、一番バカで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが一番えらい」と、一郎はすぐに答えたのです。
もう誰も、自分が自分が、とは言わずシーンとしてしまいました。
ここでの「えらい」は、この世間での意味ですが、宮沢賢治は熱心な仏教徒でした。ここを読みながら、同じような質問をしたイエスの弟子たちを思い出しました。
はじめのルカ福音書にあるみことばは、だれが一番偉いかを論じあっていた弟子たちに、イエスが言われたことです。
同じような場面は、マタイ18章1ー4節。 マルコ9章33ー37節 にもあります。
大事な、忘れてはいけないみことばです。
S.K記



